歳を経るごとに進歩する。

仙人は不老不死を求めました。
それは歳を取る事や、死ぬ事が単純に怖かったから。
そうでしょうか。
それもあるにはあると思います。
しかし、仙人が普通の人と大きく違うことは
氣功を続けていたという事。
それは続ければ続けるほど
進歩し先に進めるものです。
どこまで自分が進めるのか、新たな境地にどこまで達するのか、
そちらの方により重きがあった。
そう私は思います。

スポーツにも生涯進歩し続けるものがあると思います。
ただし、肉体の割合が高いため、やはり限界があります。
体が動かなくなってくると、実現出来る事が減っていく。
半身不随になったら、かなり絶望的。
しかし、氣功は体と意識の両方を使うため、
体の衰えを意識でカバーする事が可能です。
盛先生は仰ります。
「動きはそれほど重要ではない」
たとえ体が衰え動けなくなったとしても、
更に進歩を続けることが出来る。
そのやり方が氣功に含まれています。

もちろん、最初は体や動きが大切です。
原理原則に従うことは、氣功の進歩の糧になります。
しかし盛先生は仰ります。
「もっと奥のものを理解して、それを実現させる事に
時間が必要なのです」
もっと奥のもの。
伝統的に、先生から弟子へ、そしてまたその弟子へ。
引き継ぐ氣の流れがそこにあります。

氣功は中国が本流ですが、
文化大革命とその後の経済成長で、氣功という文化が非常に衰退してしまったとの事。

盛先生は、氣功の黄金時代を受け継いでいる一人であり、
日本の地に本物の氣功を伝えたい、という情熱を持って36年前に日本に来ました。
本は9冊出版し、いずれも高い評価を受けています。
それらを研究し、自分で練習する事もまた良いでしょう。

しかしながら、
対面でしか伝わらないものがあり、
対面でなければ教えられないものがある、
これもまた事実です。

本物から直に学びたい方のため、
令和七年度も学びの機会を提供して頂ける事になりました。

1.講座の特徴

毎回、1つのトピックを定めて、0から100まで、基礎から秘伝の「技」まで、しっかり説明します。

各回1つのトピックを定めて、その1つのトピックに集中して講義を進めます。

毎回基本的な事から説明しますので、
初心者の方でも知識のハンデはありません。

10回通して参加する事で、
全く知らなかった人でも出来るようになる事、
を目指します。

経験者の方にあっては、
基本的な事であっても、
盛先生から改めて説明を聞く事で、
認識を新たにしたり、
深い部分まで理解する事が出来ます。

また、
秘伝の「技」を教えていただけるのは、
この講座の一番のポイントだと思います。

本で勉強された方、
または教室で気功を学んでいる方においても
「そこか〜!」とか、
「あ、だからか〜!」
というような発見があると思います。

 

2.具体的な講座の内容

先生は、この講座を
「研究的なもの」で
「軍隊の特殊部隊のような、
その訓練を卒業していたら凄いね」
と言われるようなものにしたい、
と話されています。

初級(気を感じる)〜
中級レベル(自分自身の気に対する気功法)
は最初の3回で概ね完了し、

残りは上級レベル(自分以外の気に対する気功法)
を中心に講義を進めていきます。

(講義の順番は参加者や状況に合わせて前後する可能性があります)

第1回。気功の特別意識「意守」法、特別の気功呼吸方法、意識、呼吸と気功動作、各種呼吸法。

気功を習得するために大事な事は、
意識と呼吸です。

そしてその具体的な中身は、
中国で気功を学んでも、
限られた人にしか伝えられない、
秘伝の事です。

見てもわからないし、
知らなければ出来ません。

出来なければ、なかなか効果は出ません。

初回の講義では、
知らない人には相当大きな壁となる、
その2つを乗り越えます。

意識について

  • 意守とは何か
  • 何を意守するのか
  • 具体的にどうやるのか

この意識の部分については、
外からは全くわかりません。

そして、その意識が違うだけで、
気功としての効果は著しく違ったもの
になります。

間違えたやり方をいくらやっても効果は出ませんが、
本人は「自分が正しくない」事に気がつかない
ので、どうしようもありません。

それを知る事が、
出来るようになるための一番のポイント、
かも知れません。

呼吸について

  • 気功の中の呼吸法
  • 意識と呼吸の関係
  • 呼吸と気功動作の関係
  • 各種呼吸法

どう呼吸しているのかも、
(普通の人には)外から把握する事が出来ません。

吸っているか、
吐いているか、
まではわかる人がいるかも知れませんが、
どういう呼吸法なのかは、
知らなければわからないと思います。

また、1つの呼吸法だけではなく、
複数の呼吸法がありますので、
どの動作がどの呼吸なのか、
は聞くしかありません。

いくつかの気功法を取り上げて、
具体的にどういう呼吸法をしているのか、
その時の意識はどうなのか、
を学びます。

第2回。たんとうと立禪、「気から力」の原理。たんとうから自発動功「動禪」自身ブラズマを作る。

盛先生は、
気のパワーを上げるには站樁功が一番良い、
と仰います。

現代人には気の赤字の人が多いので、
必須の気功法です。

また、自分の気を動かすにも、
そもそも気が少なければ、
気が動いていても、それを感じる事が難しくなります。

站樁功で気を増やすための具体的なやり方を学びます。

「気から力(りょく)」とは何でしょうか。

盛先生は、この站樁功は気を集めるけど、
この站樁功は力(りょく)だよ、
と言います。

また、武術で站樁功をやるのは力(りょく)だよ、
とも聞きました。

気から力(りょく)の原理について学びます。

站樁功と自発動は、
見た目は相当違います。

一方はじっと動かず、
一方はフラフラ動いてる。

2つはどちらも禅という事です。

站樁功と自発動どちらかが好きとかあると思いますが、実は両者には関連があります。

その相乗効果を高める具体的な技を学びます。

第3回。静功、体自身のエネルギー流れ「経絡」、大、小周天運行練習。

自発動の動禅、站桩功の立禅、それに続くのは静功の座禅です。
座って集中しているので、いわゆる”座禅”と同じに見えますが、中身が違います。
無ではなく、空になるための道家の秘訣を学びます。

一つ一つの経絡の説明や
ツボの役割などは
本を見れば知識として理解出来ると思います。

ここでは、
実際に中国で本物の治療師がどういう経絡の見方をしているのか、
日本との治療の仕方の違いは何か
を学びます。

また、溜まった気、集めた気を、督脈・任脈に沿って循環させる小周天、全身に気を循環させる大周天を学びます。

第4回。オーラ診断。

外気診断中医望気術の”望診”になります。

オーラは健康と内蔵と様々な心理状態などがつながっているものです。
また、気の形とも関係があります。
もちろん色には意味があります。

それらの具体的な見方を学ぶ事により、対象者を的確に診断する事が出来るようになります。

オーラを見る練習をされている方もおられると思いますが、一度、直接、盛先生に御指導いただくと上達が早いと思います。

第5回。樹林気功。

樹林気功では樹木とエネルギーの交流をします。

現代社会で生活していると、人は自然の一部という事が良くわからないと思います。

樹林気功をすると、当たり前ですが、樹木には樹木の気がある事が良くわかります。
良く喋る木だったり、おっとりした木だったり、厳しい木だったり。
そして、自分に合った木とエネルギーの交流をするのです。

不思議な感覚です。
世界が広がります。

それを行う場合の意識の持ち方や、
具体的な方法などを学んで行きます。

第6回。五行診断。

木火土金水の五行で万物は構成されている、
と五行説では考えます。

季節、方角、色、五蔵、五腑、五官、味、性格、その他多くのものが五行で分類する事が出来るのは、衆知の通りです。

それでは自分がどの行に属しているのでしょうか。

生まれた日付ではなく、盛先生は、その人そのもので診断していただけるので、より自分を理解し、次に進む糧とする事ができます。

第7回。導引術と現実意味

「導引」を辞書で調べると3つの意味が出てきます。

1. みちびくこと。道案内

2. 道家で行う一種の治療・養生法。
関節・体肢を屈伸・動作させたり、
静座・摩擦・呼吸などを行なったりする。
長生の法という。

3. あんま。もみりょうじ。

ここでいう導引術は、
1番目の「みちびくこと。道案内」を目的としています。
一般的な気功でいう2番目の意味ではありません。

基本的に気功は自分が練功すること、
でレベルを高めていくものです。

しかし、近道も存在します。

先生が生徒の気のレベルを引き上げる事
も出来るのです。

勉強やスポーツでは考えられない事です。

それが導引術です。

これが出来る人は気功師といえども、
非常に数少ない高度な技になります。

それを行うと生徒の天門が開き、
上の気とつながります。

健康面でもすごく良い効果があります。

その具体的なやり方を学びます。

第8回。たんとうから、自発動功から治療、「自治」と「他治」、診断能力開発。プラス静功「座禅」能力ならの遠隔治療も可能。

治療するために必要な基礎は
站樁功、
自発動、
静功
で培います。

基礎の上に応用がありますから、
治療を志すなら、
この3つは欠かせません。

そして、それぞれの方法は教室でも教えていますし、普段やられている方も多いでしょう。

しかしながら、
それが治療につながるというのは、
どういう事なのでしょう。

普段、盛先生は治療の事はあまりお話されないので、
聞いておきたいポイントです。

診断能力開発では、
外気診断(神掌)を行います。

掌は気をとても良く感じる所ですが、
それで相手の体の細かい所までみていきます。

相手の病気をもらわない方法も大事です。

実技を行いながら、学んで行きます。

(氣功は自分の健康法がメインです。他人への治療系の話はしますが、それがメインではありませんので、ご注意下さい。氣功を修練した先には様々な特殊能力がありますが、その一端のお話になります。)

第9回。気功書道の実習。

先生は第3代 中国佛家 金剛禅 韋駄禅 判官筆神筆功の伝人です。

そもそも気功書道の日中文化交流で来日された事が、日本との付き合いの始まりです。

これまでその実演は中国・ヨーロッパも含め多数ありましたが、その詳細を教える事はありませんでした。

その理由は、
特上級の秘伝気功法であり、
レベルが高過ぎるためです。

中国でも秘伝中の秘伝となっているため、
他で教わる事は出来ません。

気功書道では、
気功と書道を同時に練習します。

練習する時は、その字に合わせて良いイメージを持ちながら書く事で、
自分の体に良い反応が出てきます。
習得すれば、書の存在感が全く違うものになり、
後世まで長く残る書を書けるようになります。

 

第10回。灌頂、一文字診断、修了証。

1年間、盛先生から学んだ講座も最終回です。

灌頂では、盛先生が頭のてっぺんから強い気を入れます。

その時、頭から足裏まで盛先生の気と一緒になって
天に抜ける感じがします。

気の流れが一層スムースになるので、
以後の修練に、より励む事ができます。

一文字診断は、神筆功第三代の秘伝中の秘伝の技です。
盛先生が100文字くらいの中から、
その人に必要なもの、将来の目標を見極め
今後の生き方のアドバイスを致します。

人は個々人の思いで目標を定めて行動していると思いますが、
盛先生が一段高いレベルから、
本人が気づかなかったような、
また気づいていても踏み出せなかったような事についてお話くださります。

講座に8割出席し、盛先生の見極めに合格された方には、
修了証発表時に、その中心に毛筆で書いて頂けます。
盛先生の判子もあり、メンバー一人一人違う文字、
思いの籠もった作品としてお渡しします。

最終回、講座が終わったら氣功の修練は終わり、でしょうか。

そんな事はありません。

氣功は長く一生続ける価値のあるものです。

特訓講座に入れば、少なくとも次の講習までに練習しようという意欲が湧くと思います。

でも修了後は、残念ながらそういうペースメーカーが無くなります。

遠方に住んでいるとか、仕事などの関係で、自由が丘の教室に参加できない方も多数おられます。

そういう環境下でも、「成功」するまで続けて欲しい。

盛先生の思いのこもった灌頂と一文字診断です。

その他

房中術について

盛先生が初めて書いた本にも載っています。

人は男と女で出来ている。そこには氣功的にも色々なものがあります。

本には書けないような話も聞けるかと思います。

現代物理学と氣功の関係

丹田の開発や気功法は昔からのもので、科学とは関係ないものと一般的には思われています。

しかしながら、盛先生によると原理的な部分は同じという事です。

真空エネルギーや核融合、ブラックホールなど。

その事について、盛先生がお話します。

3.日程と場所

日程:
全10回の1年コース
3月から毎月第3週の日曜日
(台風など諸事情により延期を余儀なくされる事がありますので、1、2月を予備日としています)

3月16日(日)
4月20日(日)
5月18日(日)
6月15日(日)
7月20日(日)
8月17日(日)
9月21日(日)
10月19日(日)
11月16日(日)
12月21日(日)
1月18日(日)(予備)
2月15日(日)(予備)

時間:
14:00〜18:00

場所:原宿竹下口 レンタルスペースさくら

原宿から徒歩5分と非常にアクセスの良い場所にあります。

87平米と広く、換気も良いので、感染症の予防も問題ありません。

日当りも良く、気持ちのよいスペースになっています。

近くには代々木公園や明治神宮もありますので、
樹林気功にも便利です。

4.コロナ対策

「盛鶴延 秘伝気功 奥義伝授 集中特訓講座」ではコロナ対策も問題ありません。

当講座は一年間コースの学校と同様と考えております。
昨年の緊急事態宣言下における、東京都の学校に対する要請は以下でした。
・部活動の自粛
・オンラインの活用
気の特性として遠隔でも可能ですが、直接会わないと伝わらないものがあるのも事実です。
しかしながら、健康な体を備え更に上の功を目指す志のメンバーが、当講座でコロナに罹患しては意味がありません。
そこで、当講座では対面授業においての安全性についても以下のように検証済みです。

ある大学では具体的に以下の数値があれば、授業での感染は広がらないというデータを上げています。
1. 教室の収容人員のおよそ半数以下
2. 一人1時間あたり30立方メートルの空調設備
https://www.waseda.jp/top/news/72619

収容人員ついて
今回我々が学ぶ場であるレンタルスペースさくら2Fでは、
広さ87㎡で定員10名+盛先生+事務局=12人
収容人数としましては、
学校の教室であれば、奥行き7m間口9m=63㎡に40人が通常。87㎡/63㎡×40人=55.2人
会議室とすれば、通常2〜3㎡/人で設計。余裕を見て3㎡/人としても87㎡/3㎡/人=29人
いずれにしても収容人数の半分以下はクリアしています。

空調設備について
我々に必要な換気量は、
30㎥×12人=360㎥/h
レンタルスペースさくらでは
大きめの換気扇が2台。通常の換気扇でも1台で700㎥/hなので、2台で1,400㎥/h
これもクリアしています。

もちろん消毒液などもありますので、安心してご参加下さい。

5.参加費

45万円(税込)

募集人員

10名

修了証

今回の講座に8割以上出席し、
盛先生の見極めに合格された方には
修了証を発行します。
お楽しみに!

6.申込方法

「盛鶴延 秘伝気功 奥義伝授 集中特訓講座」では選考を実施します。

参加ご希望の方は、
以下のテーマについて
ご自由にお書きの上、
基本事項を添えてメールでお申し込み下さい。

テーマ
・自分と気功との関わり
・秘伝気功を学んでどうなりたいのか

基本事項
・〒住所、名前(ふりがな)、性別、年齢
・携帯電話番号(緊急時以外はこちらから掛けることはありません)
・ご連絡先のメールアドレス
・ご職業(職種のジャンルなど)

選考を実施しますが、
初心者だから難しい訳ではありません。

先生が一人づつ内容に目を通して確認しますので、
安心してご応募ください。

(分裂症(総合失調症)、ヒステリー(転換性障害・解離性障害)、心臓病、脳の病気等をお持ちの方は原則参加出来ません。該当する方はその状況もお書き下さい。)

申し込み期限

令和7年2月下旬。

選考結果のご連絡

定員になるまで、申し込み順に選考をしていきます。

ご連絡はメールを受け取ってから、
1〜2週間程度を予定しています。

お支払い方法

銀行振込

振込先等は、選考結果と共にメール致します。
振込完了で参加確定となります。

キャンセルルール

初日一ヶ月前まではキャンセルをお受けいたします。
それ以降は返金はいたしかねます。

十分にご検討の上、お申し込みください。

お申し込み・お問い合わせ先

秘伝気功協会/事務局長 鎌田

事務局長 経歴
早稲田大学建築学科卒
空手、日本拳法、総合格闘技、ブラジリアン柔術、中国拳法を学ぶ
関西在住時に武術の達人の突きを見極める事が出来ず、氣の重要性に気づく
その後、盛先生の養成教室、自由が丘教室に通い、現在は秘伝氣功協会の事務局長
自由が丘教室では初級者向けの講座を担当している

鎌田
令和七年度もご教授して頂けることになりました。年に1度の募集です。この機会をお見逃しないよう、ぜひご検討下さい!

特商法   プライバシーポリシー